男性の育休の話

育休パパが語る男性の育休取得に向けてやるべきことと注意点


僕は会社で男性として初めて長期の育休を取得しました。全体的にスムーズに話は進んだのですが、前例がないこともあり不安なこともたくさんありました。この記事では、僕が会社で初めて長期の男性の育休を取得した経験を踏まえて、男性の育休取得に向けてやるべきことと注意点についてご紹介します。育休の取得を検討されている方に少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

この記事はこんな方におすすめです。

  • 育休取得を検討している男性の方
  • 配偶者に育休を取得して欲しい女性の方

男性の育休取得に向けてやるべきことと注意点

  1. 育休取得の意志を固める
  2. 育休期間を決定する
  3. 育休取得可能か担当部署に確認し、上司に育休を取得したい旨を伝える
  4. 育休取得に必要な書類を提出する
  5. 職場の仲間に報告する

1. 育休取得の意志を固める

まず1番初めにやるべきことは

育休取得の意志を固めることです。

ここがぶれていると、上司や同僚に反対されて育休取得を諦めてしまう事態になりかねません。まずは家族内でよく話し合って育休取得の意志を固めましょう。

[注意点]

ここで大事なのが自分と奥さんの両親からも同意を得ておくことです。親の世代は終身雇用が当たり前で同じ会社で真面目に働きキャリアを積むことが正しいという価値観を持っており、「男性が育休を取るなんてけしからん、キャリアに影響が出るのでやめた方がいい」と考える方も少なくありません。同意が得られないまま育休を取得すると、育児を手伝ってもらえなかったり、その後の関係に悪影響が出てしまう可能性があります。双方の両親と合意しておくことがオススメです。最初から育休に合意しないことがわかっているのであれば、育休取得を秘密にしてしまうのもアリだと思います。いずれにせよ、親になるのであれば、あなたは両親の子供としてではなく、赤ちゃんの親として振る舞う必要があります。自分たちの親の反対で育休取得を断念するようなことは絶対に避けましょう。

2. 育休期間を決定する

 原則、男性の育休取得可能期間は「出産予定日〜子供が1歳になる前日」の1年間です。この1年の間であれば、育休開始日と終了日は自由に設定できます。育休期間については、家計の状況や仕事のスケジュールなど様々な要因を踏まえて決定することになると思いますが、僕は育休期間を「出産予定日〜子供が1歳になる前日」としました。

[注意点]

  • 育休開始予定日について、出産直後ママは入院しているものの、精神的にも身体的にもかなり負担がかかった状態です。今はコロナの影響もあり、面会時間は限られる病院が多いですが、常にパパがママに寄り添える状態にしておくことがとても大切です。そのため、育休開始予定日は出産予定日にしておきましょう。
  • 育休終了予定日について、1度設定すると、前倒しすることは自由にできますが、後ろ倒しすることは1回しかできません。そのため、育休終了日は子供が1歳になる前日としておき、場合によっては早めることもできるという状態にしておくことをオススメしています。

3. 育休取得可能か担当部署に確認し、上司に育休を取得したい旨を伝える

自身が育休取得や育休手当受給の要件を満たしているか実際に担当部署に確認しましょう。ここで大切なのが、上司に相談する前に育休取得可能か確認しておくことです。社内に男性の育休取得の前例がない場合、上司も男性が育休取得可能か把握できていない場合もあるので、担当部署に育休取得が可能であることを伝えるとスムーズに話が進みます。

育休取得の条件を満たしていることが確認できたら上司に育休を取得したい旨を伝えましょう。部署の人員調整などもあるはずなので、育休開始の6ヶ月前までを目安に伝えましょう。

[注意点]

ここで大切なのが、育休取得の相談をするのではなく、育休取得の意志を明確に伝えることです。

育休取得の相談をしたいと伝えてしまうと、上司としてもあなたが育休を取得すべきかキャリアなどの観点でアドバイスを欲しいのかと勘違いして話がスムーズに進まないことがあります。育休を取得したい旨を明確に伝えましょう。

4. 育休取得に必要な書類を提出する

担当部署から案内されるはずなので、その指示に従って書類を提出しましょう。

[注意点]

提出期限を過ぎてしまうと、希望通り育休を取得できなくなってしまうこともあるので、気をつけましょう。

5. 職場の仲間に報告する

育休取得が正式に受理されたら職場の仲間に育休を取得する旨と育休取得期間を伝えましょう。

[注意点]

負担をかけてしまうことについて謝ること、育休を取得させてもらえることについて感謝することを徹底しましょう。

この記事では男性の育休取得に向けてやるべきことと注意点をご紹介しました。特に会社初となる場合は、周囲はもちろん担当部署も戸惑うこともありますので、事前に確認すべきことはしっかり確認したうえで、スケジュールに余裕を持って準備を進めましょう。

このブログでは他にも男性の育休や子育てに関する情報を発信しているので、いいなと思った方はぜひいいねボタンやコメント、周りの方にご紹介いただけると励みになります。

今日の人生を豊かにする一言

育休取得に必要なのは、簡単な手続きと育休を取るという覚悟


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