男性かつ転職直後だけど問題なく育休を取れた体験談

「転職直後でも育休は取れるのか？」
「実際に転職直後に育休を取った人の体験談を知りたい」

転職前後でこのように思っている方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。僕は転職で入社後1年のタイミングで、会社で初めて男性として長期の育休を取得しました。本記事では、育休取得を検討されている方のために転職してから間もないタイミングで育休を取得した僕の体験談をご紹介します。

育休とは？
転職者でも育休は取れる？
僕が育休を取得した理由
男性かつ転職直後だけど問題なく育休を取れた体験談
育休を取得するか迷っている方へ

1. 育休とは？

育休・育児休職・育児休業、全て同じことを指しています。
男性も育休取得可能。配偶者が専業主婦でも取得可能。
期間は「配偶者の出産予定日〜子供が満1歳になる前日までの任意の期間」
育休期間中の給与やボーナス：支給なし。代わりに育休手当(育児休業給付金)が国から支給される。
育休手当の支給額：育休期間180日間までは額面の67%、181日目以降は額面の50%
男性の育休については、「男性の育休　条件・期間・手当/給付金・メリット・注意点全て解説」という記事で網羅的に解説しているので、併せてご覧ください！

2. 転職者でも育休は取れる？

転職者でも「配偶者の出産予定日〜子供が満1歳になる前日までの任意の期間」であれば育休は取得可能。
ただし、労使協定で雇用された期間が1年未満の場合は取得できないと定められいてる場合は、取得できない。
僕は妻の出産予定日がちょうど転職で入社後1年経過したタイミングだったので問題なく育休を取得できました。

3. 僕が育休を取得した理由

僕が家事・育児に100%打ち込むことで妻を産後ケアに専念させてあげたかったから。
あっという間に終わってしまう新生児・乳児期を赤ちゃんと一緒に過ごしたかったから。
育休手当という保証制度が充実していたから。額面の67%・50%でも社会保険料が免除・所得税もなし・翌年の住民税が減額されることを踏まえると、多少の節約で家計は問題なかったから。

4. 男性かつ転職直後だけど問題なく育休を取れた体験談

■スケジュール

育休開始8か月前：妻の妊娠が発覚したタイミングで育休の取得を検討し始める。
育休開始7か月前：会社の担当部署に問い合わせ育休取得が可能であることを確認する。
育休開始5か月前：上司に育休取得を打診。男性で初めての長期育休ということで何と言われるかドキドキしたが、前例を作ってほしいと快諾。
育休開始3か月前：会社に正式に育休を申請。
育休開始2か月前：職場の同僚に育休を報告。男性初の長期育休取得を祝福される。
育休開始1か月前：会社から正式に育休を許可される

■感想

「意外と簡単に取れたな」に尽きます笑　もちろん、育休に理解を示してくれた上司や職場の同僚には本当に感謝しています。
育休は「取れるか取れないか」ではなく「取るか取らないか」

5. 育休を取得するか迷っている方へ

育休取得に必要なのは簡単な手続きと一歩踏み出す勇気です。上司に育休取得を打診した時、僕は転職で入社後半年足らず、かつ男性の長期育休の前例が無いというう状況でした。

「転職直後のこのタイミングで育休を打診すると上司の心証を損なうのでは？」」
「負担をかける職場の同僚に受け入れてもらえるだろうか」

といった不安がありました。それでも、一歩踏み出す勇気を持てたことで結果的に何の問題もなく育休を取得できました。

繰り返しになりますが、育休は「取れるか取れないか」ではなく「取るか取らないか」です。要件さえ満たせば誰でも取得できます。たとえ前例がなくても、誰かが取得することで後に続く方が取得しやすくなります。僕はその「誰か」になったことを誇りに思っていますし、ぜひこの記事を読んでいる方にも育休を取得していただきたいと願っています。

以上、この記事では僕が転職で入社後1年のタイミングで、会社で初めて男性として長期の育休を取得した体験談をご紹介しました。このブログでは他にも男性の育休や子育てに関する情報を発信しているので、いいなと思った方はぜひいいねボタンやコメント、周りの方にご紹介いただけると励みになります。