育児の話

男性の育休について知っておくべき5つのこと


この記事はこんな方におすすめです。

  • 将来子供を欲しいと思っている男性の方
  • 配偶者に育児に積極的に参加して欲しいと思っている女性の方
  • 男性の育児休業取得に興味がある方

日本における男性の育児休業取得率は7.48%(2019年度)です。 皆さんの周りでも育児休業を取得する男性は少ないのではないでしょうか?一方で、ユニセフの世界の子育て支援政策に関する報告書の中で

日本は男性の育児休業制度で世界1位とされています。

つまり、制度は整っているにも関わらず、その制度が活用されていないというのが日本の現状です。

僕は妻が第1子を出産するタイミングで6ヶ月間の育児休業を取得しました。その経験を踏まえて、本記事では男性の育児休業について知っておくべき5つのことをご紹介します。

男性の育休について知っておくべき5つのこと

  1. そもそも男性も育休取得可能
  2. 配偶者が専業主婦でも育休取得可能
  3. 育休期間は原則最長1年間
  4. 育休手当は額面の67%、でも手取りは約80%
  5. 育休手当は会社からではなく国から支払われる

1. そもそも男性も育休取得可能

この記事の冒頭でも述べた通り、日本における男性の育休取得率は圧倒的に低く、そもそも男性が育休を取れるという事実すら知らないという方もいらっしゃいますが、

男性も育休取得できます!

育休を取得するかしないかはもちろん個人の自由ですが、そもそも育休を取得するか検討すらしないことはとてももったいないことだと思います。特に日本は世界で一番充実した男性の育休制度が整っています。ぜひこの機会に育休の取得を検討してみてください。

※男性の育休取得のメリットについては下記の記事で詳細を説明しているので、併せてご覧ください。

メリットだらけの男性の育休取得!

2. 配偶者が専業主婦でも育休取得可能

「妻が専業主婦だから育休は自分には関係ない」とお考えになる男性の方がよくいらっしゃるのですが、

配偶者が専業主婦でも男性の育休取得は可能です。

事実、僕の妻も専業主婦です。

※男性の育休取得にあたっての注意点や取得の条件、具体的な取得方法については下記の記事で詳細を説明しているので、併せてご覧ください。

男性の育休取得に向けてやることリストと注意点

3.育休期間は原則最長1年間

育休期間は

「配偶者の出産予定日〜子供が満1歳になる前日までの任意の期間」、

つまり最長1年の間で自身の好きな期間を取得することができます。僕の場合、妻が計画分娩だったのですが、出産予定日より早く出産することになったため、出産予定日前は有給休暇と配偶者出産休暇を組み合わせて取得し、出産予定日から育休を取得しました。原則最長1年間とされていますが、条件を満たせば延長することも可能です。

4.育休手当は額面の67%、でも手取りは約80%

育休取得にあたって、一番気になることの一つはお金の面ではないでしょうか。育休期間中は無給となりますが、その代わりに育休手当(育児休業基本給付金)が支払われます。育休手当の額は原則、

育児休職開始前の賃金月額の67%(181日目以降50%)相当額です。ただし、無給のため所得税が発生しない&社会保険料免除となるため、手取りは約80%となります。

5.育休手当は会社や組織からではなく国から支払われる

「長期間休むだけでなく、育休手当ももらって金銭的にも会社に迷惑をかけたくない」とお考えになる方もいらっしゃいますが、

育休手当は国から支払われます。

育休手当は国から会社経由で支払われるため、こうした誤解が生じているようですが、育休手当は皆さん自身が払っている税金から支払われますので、堂々と受給してください。もちろん、自身が休職することで会社、特に職場の仲間に負担がかかることは事実ですので、感謝の気持ちは常に持っていたいですね。

以上、男性の育休について知っておくべき5つのことをご紹介しました。この記事を読んで、男性の育休取得に興味を持っていただいたり、配偶者の方と話し合うきっかけにしていただければ、とても嬉しいです。このブログでは他にも男性の育休や子育てに関する情報を発信していくので、いいなと思った方はぜひいいねボタンやコメント、周りの方にご紹介いただけると励みになります。

幸せな家庭を築くための今日の一言

世界一充実している日本の男性の育休制度の活用を検討しよう!


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